Puffettの銘柄選び日記 「海運・造船(05年7月)」

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海運・造船(05年7月)

 急成長する中国が、製鉄用の鉄鉱石や原料炭、発電用の一般単、原油などの資源を世界中から買い集めており、世界の海上貿易量が飛躍的に伸びています。

 鉄鉱石一つ取ってみても、中国の輸入量は03年に日本の輸入量を抜き1億5千万トン。今年は2億5千万トンに達し、数年のうちに3億トンに達すると予想されています。

 このため、これらの資源を運ぶ船舶が不足して海運市況が高騰しています。

 船の運賃は需給で決まる「スポット運賃」というものがありますが、より低い運賃で契約期間中、荷主に専属の船を提供する「長期専属契約」というものがあります。

 長期専属契約は一般的に10年以上の契約を結ぶため、船会社からすると長期的な運賃保証があるのでメリットがあります。

 「では今後の鉄鋼需要・海運需要を予測するのに長期専属契約数を見るのが重要なのでは?」という考えができます。

 実際大型船の建造は予約待ちの状態で、今発注しても4〜5年かかります。

 そして、すでに将来の新造船についても輸送契約が成立している状態でもあります。商船三井鉄鋼原料船部では、09年までに10万トン超の大型新造船を30隻準備中。そのうち5隻をすでに中国の大手製鉄会社と長期専属契約を結んでいます。

 このように、海運や鉄鋼の需要は増加傾向にあると言えます。

 しかし、中国の特需は08年の五輪、10年の上海万博によるものでその先は不明です。造船・海運業界の過去の好・不況の波は大きく、現在のような「船バブル」の先を見越した展開が必要となっています。

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