Puffettの銘柄選び日記 「燃料電池の実用化(05年9月)」

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燃料電池車の実用化(05年9月)

  原油が高騰していますね。今後の石油不足や、温暖化による地球環境保全の事を考えると今後も上昇するのは間違いないでしょう。
[関連コラム]原油価格(原因編)

 これらの環境問題に対して「燃料電池」というのは解決策の重要な一手だと思われます。

 燃料電池の実用化と言うと、まず思い浮かべるのは「燃料電池車」ですね。自動車業界と各国政府がこれまで10億ドルもの投資をして、実用化に向けた技術開発を行っています。

 この燃料電池の実用化への障害は多々あります。まず、水素の搭載料が少ないため90分といった短い時間しか走行出来ない事。そして、水素燃料補給インフラ(水素スタンド)の整備。

 水素搭載料に関しては、コスト引き下げの見込みは低く、「量産には25年かかる」との悲観的な意見がトヨタからも出ています。

 技術的に解決しなければならない問題はまだあります。

 電荷を運び水素と酸素の混合を防ぐ陽子交換膜。この膜の科学的・機械的安定度、耐久性の問題があります(何よりコストも)。水素と酸素が反応を起こすよう促す触媒。触媒には良くプラチナが用いられますが、プラチナなどのレアメタルは高価なため、代替の触媒が必要となってきます。

 このように燃料電池の技術は機械・化学・素材の技術の集結と言えるのです。

 燃料電池は経済に与えるインパクトも大きいので、これらの技術を開発している企業を追う・投資することは、21世紀に大金持ちになる一つのポイントになると思います。

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