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中国の経済発展

中国は年率9%前後という高い成長を続けています

経済が発展すると個人消費が盛んになります。
中国の消費の三種の神器「3M」という言葉も生まれました。

「3M」の1つ目は、モバイルフォン。中国の携帯電話の売上は年間1億台と世界最大の市場です。
2つ目はマイカー。新車の販売台数は2003年に400万台を突破(ドイツを抜いて世界第3位)。
3つ目はマンション。上海では今、最盛期の日本をしのぐ勢いでマンション建設が進んでいます。


中華人民共和国は、基本的には計画経済と公的所有政策に基づいて経済運営を行ってきました。

計画経済とは、生産から消費までが政府の計画に基づく指令によって決められる政策のことです。海外からの資本の受け入れも政府の統制の下に置かれます。
公的所有とは、生産手段が国家の所有におかれていて、民間の所有ではないということです。

1978年に改革開放政策の実施が決定され、個人が自らの利益を求め、経済活動を活発に行うことができるようになりました。海外との貿易や投資の受け入れも自由になりました。

2001年に世界貿易機関(WTO)に加盟。国内市場の自由化を推進して更に開放を行うことにしました。
中国は、社会主義の枠組みの下で市場経済化を推し進めようというものです。

このWTO加盟によって、外国の企業が中国に目を向けはじめ、積極的な投資を行うようになったのです。とは言え、中国は国内に大きな問題を抱えています。


中国の人口は2005年1月に13億を超えますが、その約90%が湿潤な平野部に集中しています。

都市、農村共に所得は上がっていますが、その格差は広がっています。村人は農業で生計を立てていますが、1年間の収入は、日本円で2万円。都市部の約6分の1です。

都市部で進む経済発展の影で、内陸部の農村に貧しい人が取り残されているのです。

都市への出稼ぎ労働者も毎年500万人ずつ増え、2003年には1億人を超えたといわれています。

農村で仕事がない人達に働く場所を提供する事が、経済格差をなくす上で重要です。工業やサービス産業も含めて総合的に改善する必要があると言われています。


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