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Puffettの投資判断(3) 投資までに分析すべきこと

前回までで、発掘した銘柄を絞り込むところまで紹介しました。
ここで「大丈夫そうだな」と思える銘柄は、証券会社の銘柄監視システムなどにガンガン登録して行きます。

次に当然、財務諸表などを見る必要があります。
ここでチェックすべき項目は、

  1. バランスシートから流動比率や固定比率がまともな数字か?
  2. 借金が多すぎはしないか?返済可能な額か?なぜそうなったのか?
  3. キャッシュフローに無理がないか?
  4. 設備投資への出費は多すぎはしないか?
  5. 営業利益率や経常利益率はまともか?
などです。
財務分析について詳しくは財務諸表コラムをご覧下さい。
数年分をチェックし、毎年財務状況が改善しているのかを調査するべきです。
一通りチェックすれば、その企業のどこが課題なのかが見えてくると思います。


では、前回コラムの「投資対象の絞り込み方」もふまえて、Puffettのこれまで投資してきた銘柄で+80%〜+100%程度になったトーカロ[3433]と森精機[6141]を例に挙げて分析を行ってみます。

トーカロ[3433]は溶射加工を行っている企業で、技術力は自称世界一です。
経営指標もかなり良く、借入金がほとんどなく事業を回転させている状態です。

売上に閉める割合は、液晶・プラズマテレビなどの部品向けが最も多く、自動車部品向けが続きます。
市場環境として、液晶・プラズマテレビメーカーは薄型テレビの大型化に伴って05年後半には工場増設を行っていましたし、薄型テレビの家庭への浸透はまだまだだと思っていました。まだこの方面への売上に伸びる余地があるということです。自動車もご存知の通り非常に好調でした。
競合もあまり見当たりませんし、良い銘柄だと思っています。

次に森精機[6141]です。
こちらは工作機器の大手メーカーで、競合はたくさんいます。
ですが他社と比較しても経営指標・効率が良く、また、カッコいい製品を作っておりシェアも1,2位を争っている点に目をつけました。また、海外へも販売を伸ばしていました。

カッコいい製品と言いましたが、製品の優秀さが評価されて05年度の最優秀製品として日経新聞社から表彰されました。その後注目があつまるのは当然です。
また、本拠地を奈良から愛知に移し、優秀な人材を集めることができるようになった点は長期的に見てもプラスと言えるでしょう。

マクロ的に見ても企業業績の回復から設備投資が好調で、森精機のマシンは海外・国内問わず売上を伸ばし、シェアも確保しつつあります。

競合は多くおり、そこが不安ではありますが景気が回復しつつあり今後も伸びていくと思われます。

このような流れで、分析を行っています。
「財務状況まで調べるのは面倒だ」と思われるかもしれませんが、簡単な計算をするだけで、自信を持って投資を行うことができるので、是非一度勉強してみることをお勧めします。

次回は、投資銘柄が決まり、実際に投資を行うタイミング、「買い時」について考えてみます。

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